昔の申告書を見たくて探しているけど見つからない・・・どうしよう
解決方法としては
・申告書を作成した税理士に聞く(自分で作成した場合は無理ですが)
・所轄の税務署で見せてもらう
があります。
先日、実際に「申告書等閲覧サービス」を利用しました。
誰が見るのか、何を見るのか、によって必要となる書類が違いますが、
申告書等閲覧申請書と身分証明書が必要です。
代理人が閲覧申請する場合は、委任状と代理人の身分証明書も必要となります。
申請書に書かれている閲覧目的が、
“申告書の作成に必要なため”
“申告内容や特例等の申請事績などの見直しや確認に必要なため”
となっているところからみてもあくまでも税務署のサービスなんだなって事が解ります。
閲覧できるものとしては申告書以外にも申請書や届出書、決算書などがありますが、こちらから指定しなければなりません。
閲覧中は税務署の職員が立ち会います。
職員に見られている前で黙々と閲覧内容を書き写すのですが、正直あんまり気分のいいものではありません。
税務署の職員もカメラ撮影などされないようにチェックするのが仕事なんでしょうけどね。
今回は前年の申告書の閲覧だったので待ち時間も短くてすみましたが、時間がかかる場合も考えられます。税務署でも文書の保存期間が決まっているので、あまり古いものは閲覧できないこともあるかもしれません。
(参考)国税庁の文書保存期間
閲覧する場合は予め書き写す用紙(申告書、申請書や届出書の白紙)を準備しておくと便利です。
それ以上に、税務署に提出した書類はちゃんと保存しておく事が望ましいです。