昨日、あるNPO法人の勉強会に参加しました。
その法人は高齢者の方が
入院や施設入所の際に保証人になってくれる人がいない
緊急時に対応してくれる人が近くにいない
死亡直後に対応してくれる人が近くにいない
ご先祖様の供養や墓はどうなるだろう
などと不安になるのは社会的孤立によるものではないかと考え、安心して充実した暮らしが出来るように専門職と協働して支援する活動をしています。
その勉強会で初めて知ったのが、2015年・2025年・2035年問題でした。
いずれも団塊の世代が絡む問題ですが
2015年問題は65歳(前期高齢者)となる
2025年問題は75歳(後期高齢者)となり要介護者が増大する
2035年問題は大勢の方が亡くなる、75歳以上の単独世帯が4割以上となる
そうです。
世界でも類を見ないほどの高齢化社会と言われて幾久しいですが、10年20年後というのは本当にすぐだと思います。
ロボット技術などの活用も急がれるところですが、人と人の関わりというのは無くすわけにはいきません。
別のセミナーでは(参加者50人くらいの小さなセミナーでしたが)お会いした女性の中に、デイサービスのような高齢者支援をしたい、という人が2人いました。
自分の事、自分の家族の事を考えるのは当然ですが、近所・町内・学区など地域の事も考え、積極的に関わっていかないといけないのだなと改めて思いました。同時にそのように思っている人も沢山いるのではないかと思いました。
でも、何から始めればいいのかまだ分かりません。
今まで関わってこなかったので。