税理士試験合格発表を振り返ってみました。

明日は「平成27年度第65回税理士試験」の合格発表です。
今年試験を受けた方、現在勉強中の方、過去に試験を受けた方、などなど税理士という資格や試験に関わる多くの方々が情報発信されると思います。
一日早いですがちょっと自分のことを振り返ってみました。

試験があるのは毎年8月初旬。一番暑いときです。
解答速報を見ては落ち込み、9月に入って気を取り直して勉強を始め、11月に入って結果のことが気になり時々胃が痛くなり、発表前日には逃げ出したくなり・・・など随分落ち着かない日々を過ごしていました。
試験終了後から発表日までの間のこの気持ちの揺れって、何回経験しても変わらないんですよね。毎年、毎年繰り返していました。

私の受験期間は長く、合格するまで10年かかりました。(お恥ずかしいです・・・(^^; )
そのうち、合格発表に関して特に記憶に残っている年があります。

それは受験3年目。受験科目は財務諸表論(2回目)と所得税(初回)でした。
当時の私は勉強に専念していて、簿記論には合格していたもののもう1科目合格したくて財務諸表論に賭けていました。
試験後、自分ではまあまあの出来だと思っていたところ、担当講師から「再チャレンジをしたほうが・・・」と言われてショックを受けながら財務諸表論の勉強は3年目に入ってました。
合否通知の郵便が届き、どうせダメなんだ、と思いながら見たところ「ゴウカク」の文字がありました。見た途端に涙が出てきて、ウソだと思い何度も何度も確認しました。
人間って本当にうれしい時って瞬間に涙が出るんですね。そんな経験したことなくて自分でもビックリでした。

明日、多くの方が喜び、それ以上に多くの方が気を落とすことでしょう。
どちらの涙も「よく頑張った」証拠です。結果に関わらず自分にご褒美をあげて下さい。